- 耳鼻咽喉科では何を診て貰えますか?
- 耳鼻咽喉科では耳・鼻・喉の一般的な疾患に限らず、めまい・風邪などの症状も診ることができます。
- 風邪も耳鼻科で診て貰えますか?
- はい。風邪も診ます。
「風邪だ」と思っても、特に喉、鼻、耳、気管などに症状がある場合、耳鼻科で診てもらう事をお勧めします。
- 耳あかの掃除はどうしたらいいですか?
- 頻繁な耳かきや綿棒の刺激は外耳炎の原因となります。耳掃除は2週間に1回程度にしてください。耳あかが溜まり易い・取り難い場合は、無理して取らず半年に1回程度、耳鼻科を受診してください。
- どのような病状・病気の診療を行っていますか?
- 花粉症・風邪・喘息・外耳炎・中耳炎・内耳炎・難聴・鼻炎・扁桃炎・副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎・鼻たけ・耳鳴り症・咽喉頭炎・胃食道逆流症・舌痛症・ちくのう症・口内炎・頭痛・めまい・ふらつき・メニエール・睡眠時無呼吸症候群等の病状・病気に対して、検査・治療・診療を行っています。
- 耳がつまった感じだけでなぜ聞こえの検査をするの?
- 耳のつまりは、耳と鼻をつないでいる耳管に問題がある「耳管障害」の場合と、平衡感覚や聞こえの神経に問題がある「内耳機能障害」の場合の2つが考えられます。
2つは治療方法が異なるため、聞こえの検査で判断を行う必要があるのです。
- 補聴器の相談は受けて貰えますか?
- はい。補聴器相談を行っています。
診察で補聴器の適応があると判断された場合は、補聴器店より技師に来ていただき、装用、試聴、購入ができます。
- どのようにして治療を進めていますか?
- 来院により、患者様の困っている症状を可能な限り軽減させ、可能な限り短期間で回復できるよう治療を行っています。
- 次の来院日はどのように決めますか?
- 患者様には見え難い・分かり難い部分(耳の中、鼻の中)の病気や、慢性の病気の場合には次回来院日をお伝えしています。一方で、風邪などご本人が判断ができる場合には特に来院日をお伝えしていません。
- 耳アカを取るために受診して良いですか?
- はい、結構です。
耳あかを取るのは診療行為の1つです。
特に除去が困難な耳垢は、耳を傷つける事があるため、無理をせずに耳鼻咽喉科専門医を受診してください。
- 耳鳴りが少しします。受診した方が良いですか?
- 耳鳴りで最も多い原因は難聴に伴う耳鳴りです。ご本人に難聴の自覚がなくても、特定の周波数だけ聴力が低下している可能性があるので、まずは耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。
- イヤホン(ヘッドホン)で音楽を聴くのは耳に悪いですか?
- イヤホンは音が鼓膜から内耳に直接達するため、通常の音よりも増幅されて届きます。騒音性難聴になる危険を伴うため、イヤホンで音楽を聴く際は、音量を大きくし過ぎないようにご注意ください。
- 耳に水が入ると中耳炎になりますか?
- なりません。中耳炎は鼻を経由してなることが多く、耳から入った水で起こる炎症は外耳炎が殆どです。
ただし、鼓膜に穴が開いていると元々の中耳炎が悪化する場合があります。
- 急性中耳炎と診断されたらお風呂やプールに入れませんか?
- 急性中耳炎の治療を怠ると、滲出性中耳炎・慢性中耳炎などの病気に発展する場合があります。医師の許可を得てからにしてください。痛みが取れたと言って自己判断で治療を中断しないでください。
- 滲出性中耳炎が長引いてます。鼓膜にチューブを入れる治療が必要ですか?
- 鼓膜の状態や、聴力検査・ティンパノグラムなどを見て、総合的に判断する必要があります。チューブを入れなくても、通気療法を行いながら治癒する場合もあります。
- 鼓膜は簡単に破れるものですか?
- 外傷・特別な気圧の変化・長期にわたる疾患がなければ簡単に破れることはありません。鼓膜は皮膚の一部ですが、皮膚よりは薄いため、その意味ではやや弱いものと言えるかもしれません。
- 補聴器をつけると難聴は進行しますか?
- 進行しません。もし難聴が進行したと思われるならば、補聴器によるものではなく、年齢の変化や偶発的なものと考えられるものと思われます。
- 中耳炎と診断されました。登園・登校しても良いですか?
- 熱や痛みがなければ、登園・登校しても良いですが、熱や痛みなどがあれば休んだ方が良いでしょう。
- 鼻血が出た場合の対処を教えてください。
- ①鼻紙や綿花などを出血している側の鼻の穴に軽くつめて、小鼻(鼻の外側のふくらみ)を親指と人さし指で強く圧迫すると効果的です。
②イスがあったら腰掛け、頭を軽く下げ(前にお辞儀をする格好)、安静にする。
③のどの方ヘ流れてきた血液は、静かに吐き出し、飲み込まないこと。
④そのままの姿勢で、5~10分間程度、様子を見ましょう。上記の処置でも鼻血が止まらない場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。
- ネブライザー治療(吸入)は何の為にするの?
- 鼻水、鼻づまりの改善の為ですが、下記作用があります。
①霧の中に含まれる抗菌剤で炎症の原因である細菌を減らす
②ステロイドで炎症を鎮める
③局所へ薬が届くため効果が速い
- 鼻水はすすっても大丈夫ですか?
- ティッシュでかんだほうが良いです。鼻水をすすると中耳炎やちくのう症の原因になります。ただし、ティッシュでかむ際はあまり強くかまないように片方ずつ、ゆっくりとかむようにしてください。
- のどに骨が刺さった場合、どうすれば良いですか?
- のどを手で引っ掻いたり、ご飯を飲み込んだり、無理をして刺さった骨を取ろうとすると、骨がより深く刺さってしまう場合があります。不要なことを行なわずに耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。
- いびきは治療できますか?
- 睡眠時無呼吸症候群(寝ている間に呼吸が止まる)といびきは密接な関係があり、無呼吸の程度によりいびきの治療も異なってきます。 睡眠時無呼吸症候群の詳しい説明はこちら
- アレルギー持ちです。妊娠中でもお薬は処方して貰えますか?
- 妊娠初期は無理ですが、安定してから(妊娠3ヶ月以降)は出せるお薬もありますので、ご相談ください。
- ハウスダストのアレルギー持ちはお掃除に気を付けるべきですか?
- お部屋のお掃除は、フローリングの場合、最初に掃除機をかけるとホコリが舞い上がります。マスクをして市販の床拭きワイパーで拭き掃除をまず行ってから掃除機をかけることをお勧めします。空気清浄機も効果があります。
- 2才の息子ですが、大人みたいないびきをして不安です。
- 子供のいびきの原因は、扁桃腺肥大の可能性があります。ひどい場合、睡眠時無呼吸、睡眠障害、胸郭変形もおこります。子供が寝ている時に、胸の様子を観察してください。胸が呼吸に伴ってへこんでいる時は、注意が必要です。また、いびきが急に止まったりする時は、無呼吸になっている可能性もありますので、注意が必要です。 睡眠時無呼吸症候群の詳しい説明はこちら