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睡眠時無呼吸症候群

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治療方法

睡眠時無呼吸症候群の主な治療法をご紹介いたします。

①生活習慣の改善

生活習慣の中には睡眠時無呼吸症候群を悪化させるものがあります。
一部の人にとっては、生活習慣を変えるだけで、睡眠時の無呼吸が減ったり、あるいは無呼吸に伴う症状が改善したりすることがあります。

  • 睡眠時の体位の工夫
  • 十分な睡眠時間
  • 減量
  • 禁煙
飲食や精神安定剤の服用を控える
就寝前の少量のアルコールでも、いびきや睡眠中の無呼吸を悪化させることがあります。アルコールや睡眠薬、抗不安薬などは普通の状態より、咽頭の筋肉を緩め、気道の閉塞を引き起こしやすくします。アルコールや精神安定剤は、脳の目覚めを悪くさせるために、身体に危険な長い無呼吸を増加させます。

②手術による治療

子供の睡眠時無呼吸症候群の場合はアデノイド(咽頭扁桃が異常に肥大した状態)が原因であることが多く、手術が第一の選択になります。また、大人の場合でも、気道閉塞の原因がアデノイドや扁桃の肥大であると明らかな場合や、他の治療方法では、うまく治療できなかった時などは、手術が必要となることがあります。

口蓋垂軟口蓋咽頭形成術

この手術は、口蓋垂・口蓋扁桃・軟口蓋の一部を切断して、気道を広げる手術です。睡眠時無呼吸症候群の約50%の患者さんで無呼吸・低呼吸指数が半分以上になると報告されています。
しかし、もともとの重症度によっては十分な効果がでないことが多く、高度の肥満がある場合にも手術は勧められません。

鼻内手術

鼻の手術だけで無呼吸が十分に改善することは少ないのですが、鼻閉は睡眠時の無呼吸を増悪させる要因となり、CPAP療法を受けるうえでも妨げとなります。
また、睡眠時無呼吸症候群を伴わない単純性いびきの場合でも、鼻腔の狭さがいびきの原因になっていると考えられる場合には、いびき緩和効果がいくらか期待できます。

③歯科装具による治療

歯科装具は、睡眠中に装着し、舌やあごを前方に固定することで舌の後方の気道スペースを広げ気道の閉塞を防ぎます。歯科装具は、比較的安価で携帯に便利なため、利用される患者さんが増えています。

マウスピース

上下の歯の間に固定し、下あごを前方に引き出す装置です。軽度から中等度までの睡眠時無呼吸症候群の患者さんに勧められています。
ただし、入れ歯のある方や歯がぐらぐらしている場合はマウスピースの作製が出来ない場合があります。また、あご関節に問題のあるかた、そして鼻閉のひどい方では使用を避けたほうが望ましいとされています。
マウスピースには副作用はほとんどありませんが、はじめのうちはあごや歯の違和感や痛み、そしてかみ合わせに問題が生じる場合があります。

健康保険の適用
平成16年4月から睡眠時無呼吸症候群に対して健康保険の適用となっています。
睡眠時無呼吸症候群を伴わない単純性いびきに対しても、いびき緩和効果が期待出来ますが残念ながら現在のところ健康保険の適用はありません。

④CPAPによる治療

CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)は一定圧を加えた空気を、鼻から送り込むことによって、上気道の閉塞を取り除き、睡眠中の気道を確保する非常に有効な治療法です。
ほとんど全ての睡眠時無呼吸症候群の患者さんに有効で、多くの患者さんへの治療の第一選択とされています。

※次のページで「CPAP」について詳しくご説明いたします。

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